スマホが学生に人気 8割超「就職活動に有利」
学生の間で「就職活動に有利」と多機能携帯電話(スマートフォン)の利用が広がっていることが、企業の人材採用を支援する「HRソリューションズ」(東京)の調査で浮かび上がった。
来年卒業予定で就職活動中の全国の大学4年生と大学院2年生に今春、インターネット上でアンケートし千人が答えた。
その結果、スマートフォンの利用率は全国平均で約33%。東京都内は約43%に達した。持っていない学生も約59%が購入を希望していた。利用している学生の約84%が「就職活動に有利」と答え、「説明会予約」や「面接、選考の予約」「情報収集」などに活用していた。
同社は「パソコン代わりに使っているようだ。企業側もホームページをスマートフォンに対応させるなどの対策が必要だ」と指摘している。